花火師紹介

本田 裕之

花火のある風景っていいね。本田 裕之

「手筒花火」の製造

竹を切るところから火薬詰めまで全て手作業。

手筒花火は、火薬を竹製や紙製の筒に詰め、それを人が抱えながら行う花火です。竹製の花火は、最初の竹を切るところから筒として使えるまで、全て人の手によって行います。他に赤土や縄なども使用しますが、どれも天然の素材が相手。竹の年齢や切り方、縄の綯い方や、赤土の良し悪しなど、全てに扱い方や見極めが必要になります。そして、これがなかなか難しい。打上花火のように目立つものではありませんが、これらを知らなければ、良い手筒花火はできません。でも、それを感じさせることなく、お客さんにいつもの手筒花火を揚げてもらえるようにするのが面白いですね。

写真:火薬を詰める様子

手筒花火の善し悪しを決める火薬詰め。

工程の中で,最も重要な作業が火薬詰め。黒色火薬と鉄粉を焼酎で湿らせ、筒の中に詰め込むのですが、この詰め方が手筒の善し悪しを決めるため、細心の注意を払って作業します。
手筒花火は人間が火薬の塊を抱えて点火するという危険な花火で、抱える人の不安も大きいものです。だからこそ、丁寧な仕事にこだわり、安心して揚げられる花火を作り続けたいと思っています。また、伝統的な花火という側面も大切にし、日本の美や渋さというものを表現する花火として後世に伝えていきたいと思っています。

写真:手筒花火

花火大会の運営

花火大会には、お客様一人ひとりのドラマがある。

花火大会では、新旧の混在する面白さ、音楽、ワイド、スターマインでのシンクロする花火や、斜交打ちなど新しい演出、新作玉や流行玉なども使用して、お客様に大歓声を上げてもらうことももちろんですが、王道、伝統の技術、多重芯玉や、和火、柳、菊などでお客様に感嘆の声を上げてもらうことにもこだわります。
また、花火大会の現場作業は、設置、消費共に非常に危険を伴う作業です。たくさんの人間が作業していますが、安全対策の徹底を図り、事故を防ぐ取り組みをしています。いざ花火大会が始まれば、そろいの法被に身を包んだ花火職人、プロ集団として"火の芸術"をお客さんに楽しんでもらう最大限の努力を持って臨みます。
花火大会には、観に来てくださった何全何万というお客様それぞれにドラマがあると思います。その舞台装置としての役割、お任せください。地元のお客様だけではなく、遠方からのお客様も観に来てくれるような花火大会、「オンリーワンの魅力」を念頭に置きながら、花火大会を盛り上げます。 

写真:花火大会での準備風景

加藤煙火の花火師

  • 横田 栄一
  • 尾崎 正仁
  • 伴 長春
  • 加藤 克典
  • 本田 裕之
  • 泉 宏樹
  • 増元 直人

このページの先頭へ